■「Gallery’R」VOL.1　大平實　河本蓮大朗
8月5日（金）～8月8日（月）

帝国ホテルプラザ2階、REAL Style / AWAIでは、8月5日（金）から8月8日（日）まで、「Gallery’R」VOL.1　大平實　河本蓮大朗を開催いたします。

「Relax寛ぎ、Refind洗練、Radical革命的、Recycled再生」これらの「R」から始まるテーマを通し、インテリア×アート空間をご紹介します。

是非この機会にお立ち寄りください。

（観覧無料）

【開催場所】REAL Style / AWAI（２階）

アーティスト・プロフィール

大平 實（おおひら みのる）

建築物の解体で出た材料を割いたり剥いだりし、それらを丹念に編むように成形していく方法を始め、素材を磨き上げたあとコールタール＝鉛筆で表面を塗りつぶしていく方法など、制作方法は多岐にわたります。身の回りにあるものを生かして新たな作品を生み出す作品は、原初の表情を携えていて、彼が生まれ育った新潟の田園風景やその景色の中にあった農具の形状などが想起され、見る人に懐かしさや温もりを与えます。利用価値が認められなくなったものに新しい命を吹き込み、独特な自然観を持って、素材の時間経過を味方にして制作。SDGsが謳われ始める何十年も前から素材の循環を意識しつつ、素材の持つ時間、自身が新たに素材に関わった時間を掛け合わせるかのようです。

東京芸術大学大学院彫刻科修了
ロサンゼルス在住

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河本 蓮大朗（かわもと れんたろう）

不要になった布類やタオルなどの素材をさいて染色を施し、ボタンなども加えて織の制作を続けています。 異なった質惑や色、そして時間的背景を持つ素材を、楽しんで自由に織り込み制作している心地よさが伝わる作品群です。織の魅力であるテクスチャーや色彩の豊かさを活かして制作し、最終的には見る人のイマジネーションに託すかのように自身の作品を解き放っていきます。見るたびにそれまで見えなかった素材や表情が発見できる不思議な魅力を持っているのは、様々な背景や時間感を伴う布や糸で織っているからでしょう。突き詰めていくと、それらの布や糸を織りながら、過去・現在・未来という時間を織っているのかもしれません。

横浜美術大学工芸領域テキスタイルデザインコース卒業、彫刻コース研究生修了
神奈川県在住
河本氏在廊日：8/6(土)・8/7(日)　 14:00-18:00